え?!この単語通じやんの??
ある生徒様が経験した旅行でのお話です。ある女性の生徒様。彼女は友人と台湾旅行に行きました。一緒に行った友人は英語が堪能だったそうで、「基本的な会話は友人に任せた」と笑っていましたが。彼女たちは九扮(きゅうふん)に行きたかったのですが、自分たちではたどり着けず現地の方に聞きました。そうすると、「OK!OK! Follow me!!」(わかった、分かった。付いてきて!)と言ってくれたそうです。そして、九扮に着くまでの間、英語で色々な会話をしたのですが、その中で現地の人から出た質問が、「What do you do?」です。これは「あなたは何をする人ですか?」という意味で、職業を聞く質問です。この時彼女は、先日レッスンで学んだ自分の職業を伝えました。でも、相手には通じません。台湾の方が、「ん??何??」という反応をしたので、再度その職業を伝えたのですが、それでもやはり「分からない。」と言われてしまいます。「まあ、いいわ~。」とその話は終わったそうなのです。その後のレッスンで、彼女は「その台湾の人は結構英語を話していたのに、私の職業が通じんかった。あの単語を知らんってことある?ないよね?やっぱり私の英語力まだまだダメやわ」と私に話してくれました。私の考えでは、「その台湾人にも知らない単語はある!」です。
とくに私たちの様に、英語圏以外で第2言語として英語を習得しようとしている、ノンネイティブスピーカーと話すときは、よくあります。相手がどんなに英語が堪能に思えてもです。英語が通じていないのか?と思ったら、相手が自分が話した単語を知らなかった、ということは、よくあることなのです。私が感じているのは、日本人は自分の英語力をとても低く見る傾向がある、ということ。そして、「私が知ってる英語をまさか知らないなんて。そんなことはないでしょ。」って思ってしまう。大抵の日本人の英語力はさほど低くはないですよ。自分が低い!と思っているから低くなっていると私は感じています。「ああ、ダメだ。通じなたかった。」というよりも、「あ、この人はこの単語知らんのやね。」と思う。そんな風な気持ちで英語に取り組んで欲しいです。
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