「話すのが好き」だけでいい!

Chizuko COLUMN 話英楽の道 ~わえらのみち~

「英会話を習得するのは、ハードルを一つずつ飛び越えてゴールを目指すのと同じ」という話覚えていますか?私の一つ目のハードルは「好きになる。興味を持つ。」ということでした。が、このハードルは越えられそうもないくらい高く見えました。なにしろ大っ嫌いな英語ですし。もし今あなたが「好きだし、しゃべれる様になりたいわ。」と思われるのであれば、すでに一つ目のハードルは難なく超えているんです!羨ましい限りです。

 私の英会話との関わりは20歳の時にスタート。仕方なくスタートした、というのが本音です。

当時、オーストラリア留学から帰国したばかりの人と友人になりました。彼女の話を聞くうちに「オーストラリアに行ってみたい」と思うように。現地で出会う人たち、見たことのない景色、海外で家族が出来る(ホームステイする)という経験。彼女の話は、全てキラキラと輝いて見えました。和歌山からほとんど出たことのない私は、行きたい!という思いでいっぱいです。

 ポイント!この時私はまだ英語嫌いです。現地での生活に興味はあっても、英語に興味はありません。オーストラリアでの生活を最大限に充実させるためには、英語やるしかないのか~、嫌だなあ、やるしかないしなあ、という気持ちですね。でも、現地では色々な人と話したい、と思っていましたから、話せないと意味がない訳です。仕方ないですよね。私は重い腰をあげました。

 友人の紹介で、とあるスクールに入学します。そこで嫌いな英語への取り組みをスタートするわけですが、初めの印象は「お。そんなに嫌じゃないやん。」です。思いを伝える単語を必死で探す、相手の言葉をつかむために耳をすます。そう、会話に真剣に向き合うんです。これが面白い!「『英語』とはこんなに違うんや、『英会話』ってこういうことか」と知ったのでした。「話すんや~!話すの好き!」となった訳です。今でも私は「英語」は好きじゃないのかもしれない。でも「話をすること」は好きなんです。こうしてChizukoの珍道中は無事一つのハードルを越える目処がついたのでした。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧