これからの英語人生を変える一歩

Chizuko COLUMN 話英楽の道 ~わえらのみち~

「あなたは英語を話せますか?Do you speak English?」と聞かれて「YES!!」と答える人はどのくらい居るでしょうか。ほとんどの方は「NO」と答えると思います。当時の私もそうでした。そして、ある事がきっかけで、「私、けっこう英語話せるで」と思い始めたのです。

 オーストラリアでのある日、私は友人と買い物を楽しんでいました。そこで友人と「パラセイリング」をしよう!と盛り上がり、案内所へチラシをもらいに。パラセイリングのツアーって沢山あるんですよ。何を基準に選ぶと良いのかよく分かりません。迷っていると一枚のチラシが目に入ります。そこには、『日本語を話せるスタッフがいます』と。迷わずそこに決めました。だって、英語を話すことはまだ難しかったので。

晴れた日曜日、今から電話してすぐに出来るの?スカートをはいているけど大丈夫?水着きてないとダメ?質問がいっぱい!でも大丈夫、相手は日本語が話せます。

いよいよ電話。初めは電話に出た女性が英語で話をしています。そこで「日本語でお願いします。In Japanese, please.」と依頼しました。「OK. Hold on. いいですよ。待ってね」と言われて少し待つと…「こんに~ちは~。トムで~す。パラセイリングし~ましょ~。」(文字で書くとこんな雰囲気の口調)陽気な男性が電話口に。それからですよ、驚きは。機関銃のような英語が始まったのです。そう。彼の話せる日本語は、さっきの3つの文章だけ!(これは後で確認しました。)すごいと思いませんか?これだけで、チラシに「日本語を話せるスタッフがいます」と書くんです。それはもう大きな衝撃。「ええ?!そんなんで話せるってゆってええの?」と思いました。答え。いいんです。

そう。私の一番の弱点は「私はまだまだ英語が話せない」と思っている、自信がないことでした。そのことに気づかせてくれたトム。この時は日本語で予約出来る、と思っていた期待が裏切られパニックでしたが。後で思うとトムが日本語話せる、と言えるなら、私はペラペラちゃうん?そうやで。ペラペラやわ!と思えたのです。この一歩の大きさを今では本当によく分かります。

自信があるから口に出来る、一歩踏み出せる。そのことが上達の大きなカギになります。

最後にあなたに質問。「あなたは英語が話せますか?」

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧