またまたビックリ!それって変なんや
英語を使いたくて決めた就職先でしたが、実際に働いてみると会話を通して知る、お互いの考え方の違いや生活の違いもまた興味深いものでした。
その違いの一つが、「自立・Independent」。「自立」とは何か?という議論は横に置いて、今回の話題は「いつ1人で生活を始めるのか」ということです。
一緒に働く外国人達は、自国を離れて日本で生活している訳ですからもちろん自立しています。そんな私たちがあるとき話題にしたのが、「Chizukoはどこに住んでいるの?」ということ。私は親元から職場まで通っていたのですが、これが外国人にはとても不思議だったようです。「もう大人で、仕事もしていて、自分で暮らしていけるのに。どうして両親と同居しているの?Why do you live with your parents?」と何人にも聞かれたのです。私にとってこの質問は珍道中39日目にも登場した「そんなこと聞かれるとは」という質問でした。「親元から通えるから、通う。これが普通でしょ。」と思っている人は多いのではないでしょうか?私はそう思っていたのです。初めてそのことを「変だな」と思う人が沢山いるということを知りました。
私が一緒に働いていた外国人達の多くは、だいたい18歳になると1人暮らしを始めていました。家から通える学校に行ったとしても。親元を離れて身軽になるのと同時に、自分の生活を自分で管理するようになるから自立が図れる、と彼らは言いました。私が親元で生活する理由は「それが普通だから」。深く考えてなかったんですね。もし「1人暮らしする」と両親に言ったら、反対されるだろうなあ、とはぼんやり思っていましたが実際に言ってみたことはありません。そうして結局29歳まで親元から仕事に通ったのです。
「言葉を知ると同時に、違いを知ることが面白かった」と前回の珍道中で書きました。違う、ということが面白いんだということを本当に知ったのは英語と関わっているから。間違いありません。あなたは最近違いを楽しみましたか?
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