「英語の音」と「物」をくっつける

Chizuko COLUMN 話英楽の道 ~わえらのみち~

前回の復習から。言葉の連想ゲームからスタートしてみましょう。あるBARで隣に座った外国の方と学生時代の話しをしていました。そんな時に出てきた単語です。「家のルール、帰る時間」。さて、何のことを言っているでしょうか。答えは今回のコラムの最後で。

 前回は「言葉の連想ゲーム」というお話をしました。この連想ゲームを成立させる為に不可欠なのは何でしょう。単語力です。私はこの単語力を伸ばすために、「目に見えているものを英語で言ってみよう!」GAMEをはじめました。たとえば、今私はパソコンを使ってこの文章を書いていますので、目の前には、モニター、キーボード、マウスなどがあります。その他、ハサミ、さし、ホッチキス、シャーペン、ボールペン、筆箱、パンチ、蛍光ペンなどの文具品も。今あげた10個の単語、全て英単語に置き換えられるでしょうか。

 今回のポイントは、実際の「物」と英語の「音」を合わせていく、ということです。学生の頃は、日本語の文字と英語の文字を結び付ける練習をしました。りんご=apple という風です。が実際の会話で台本を持っていることはほぼありませんよね。文字が頭に浮かんでも、会話には使えないのです。

私にとっては、話せるようになる!ということがなにより重要でしたから、今まで以上に音を確認する、口に出してみる、という練習にこだわるようにしました。知らなかった単語があれば、調べて書きとめるということはしますが、綴りを覚えるということはしません。とにかく「発音する」これだけ。

そしてまた、翌日も同じ場所に座って同じものを英語で言ってみてみるんです。何日かして飽きてくる頃には少しずつ言える様になっています。そうやって、単語を少しずつ増やしました。まずは、机の上。そして台所、通学途中などと場所を変えながら。飽きることは問題ではありません。飽きた、と思ったら場所を変更。ふっと思い出した時に復習する。それで十分。

私の英会話への道は、勉強しない。頑張らない。飽きてしまっても大丈夫。というとても自分に甘い道でした。その分遠回りもしたのかもしれない。でも英語での会話を楽しめるようになっています。英語と触れ合うこと、楽しみましょ。

では、冒頭の答え「門限 curfew」

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