ロンドン蚤の市での失敗

Chizuko COLUMN 話英楽の道 ~わえらのみち~

ロンドンの蚤の市で、たくさんのロンドンの人と話をして、「英語上手だね」と言ってもらえて、有頂天の私は、引き続き蚤の市をブラブラと歩きながら、買い物を続けていました。

様々なものが並ぶ蚤の市と、英語が飛び交うその場所にすっかり興奮。そんな中でとても素敵な洋服屋さんを見つけたのです。

Hello.」と言いながら店に入り、見て回ります。「brand- new? Secondhand?新品?古着?」と聞いてみると、古着屋さんでした。私は背が低いからでしょうか、海外で洋服を買うのことは、なかなか難しいことです。サイズが合いません。以前オーストラリアで訪れたTaronga Zoo(タロンガズー)で、どうしても記念にTシャツを買いたかった際には、子供用のLサイズを買いました。そんな私ですから、トップスの類は問題外。でもボトムスを見ていたら、とっても素敵な商品を見つけたんです。値段も手頃だし、早速試着だ!と思い、「Can I try it?」と聞きました。蚤の市の洋服屋さんですが、ちゃんとfitting room,試着室があって、そこで試してみます。

サイズはピッタリ!デザインも好み!BUT、丈が長い・・・。私は「日本に持って帰ってからわざわざリフォームするのもなあ、あきらめるか。」と思っていました。

そして、試着室から出た私にお店のお姉さんが言います。「Do you like it?気に入りましたか?」そこで、私は、「Yes. But it’s too long for me. はい。でも長すぎるの。」と言いました。

さあ、ここからが大変。お姉さんが何かを説明し始めました。何の説明でしょうか?それが完全にお手上げってくらいに分かりません。英語も理解出来ないし「分かんないから、いいや、ありがと」と言って店を出てもいいのですが、「これぞ、英語コミュニケーションのチャンス!」と思いお姉さんの話を理解しようと頑張ってみました。そして、分かったのは、「ロンドンにしばらく居ないの?」という質問。彼女の英語で分かったのは「Don’t you stay London for a while?」これだけ。で、私は「そうなの、居ないの。」のつもりで「YES」と返事をしました。

お分かりの方もいると思いますが、この質問にYESと答えると、「はい、しばらく滞在してます」ってことなんです。本当は明日にはロンドンを発つのに・・・

さあ、私の蚤の市での買い物はどんな結末を迎えるのか?それはまた次回。

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